こんな経験がある方は意外と多いのではないでしょうか?
今回は、こんなお悩みを解決しつつ、仕事が暇で何もすることがない時の対処法や過ごし方を紹介します。
本記事では、次の内容が学べます。
・仕事が暇になると辛くなる理由
・仕事が暇になる理由は?
・仕事が暇で辛い時の対処法&過ごし方
あなたは、仕事が暇だと嬉しいと思うタイプでしょうか?
私自信は、仕事が暇なことはとても辛いと思うタイプの人間でして、会社で働いている間は常に何かしていないと落ち着かないほどです。
本来であれば、仕事が暇なことは何もしなくてもいいことなので嬉しいことなのでしょうが、私の場合は辛くてとても耐えられない時間でした。
では、なぜ仕事が暇なことがこんなにも辛いことだと感じてしまうのでしょうか?
まずは、仕事が暇になるとなぜ辛いのかについて考えていきましょう。
仕事が暇になるとなぜ辛くなるのか?
何もしない時間が長すぎて辛い
仕事をしている時間は集中しているので他のことを考えている暇はなく、忙しいほど時間の流れとは早く感じやすいものです。
しかし、特に何もすることがなくただただ暇な時は時間の流れがものすごく遅く感じるものです。
会社員の場合、大抵1日の労働時間は8時間くらいだと思いますが、8時間の間特に何かするわけでもなく定時になるまでただただダラダラ過ごすわけです。
ボッーとしているのが好きな人には良いですが、普通の人であれば8時間も何もすることがなく拘束されていると苦痛に感じてくるものです。
それだけ何もしなことが長時間続くことは苦痛が伴うことであり、無駄なことなのです。
充実感ややりがいがない
あなたは、仕事にやりがいや充実感を感じていますでしょうか?
基本的には、仕事を納品できたり、スキルアップすると人というのは充実感や達成感を感じるものですが、そういうことが一切ない仕事もあります。
そういう仕事の場合、何のために働いているのか分からなくなったり、つまらないという理由で辞める人が多いです。
人はあくまでもお金を稼ぐために仕事をしていますが、仕事にやりがいや充実感が伴わなければいくらお金のためといってもそのまま働き続けることは辛いものです。
自分だけ仕事をしていないように感じて申し訳ない
会社に出勤したのに朝から自分だけ仕事が無くて何もすることがないのに、周りの社員さん達はみんな仕事をしていて、自分だけ仕事をしていない場合ものすごく後ろめたさを感じるものです。
こういう状態が長く続くと、自分には今の職場でやっていけるスキルやセンスがないのではないかとどんどんマイナスなことばかり考えるようになります。
また「あいつは仕事もしないただの給料泥棒だ」と周りが思っているのではないかなど妄想に妄想が膨らみ、ネガティブな思い込みばかりするようになる傾向があります。
マイナスなことばかり考えたり、ネガティブな状態になると仕事にも行きたくなくなり、最悪の場合、精神的な病気にもなりかねないので注意が必要です。
将来やキャリアアップへの不安
仕事が暇すぎて何もすることがないような日が毎日続くと将来のことやキャリアアップ、スキルアップができるか不安に思います。
特に20代30代ともなれば働き盛りの年齢ですし、その期間に無駄な時間を過ごすのは非常に勿体ないです。
仮に、40代までキャリアも積めず、特別スキルや経験もないのに会社をリストラされた場合、他の会社に再就職しようとしてもなかなか雇ってくれる会社は少ないでしょう。
40代の人を雇う場合、基本的には即戦力になれる人を企業は求めます。なので何の経験やスキルもない人をわざわざ雇うメリットがないわけです。
それなら、20代や30代の若い人材を雇ったほうがキャリア形成など諸々含めて都合がいいわけです。
仕事が暇になる理由とは?
では、本題に移りましょう。
仕事が暇になる原因は2つに分けることができます。
1つは会社側に問題がある場合で、もう1つが自分自身に問題がある場合です。
効率的に仕事ができている、タスク管理が完璧
タスク管理がしっかりしていて、効率的に仕事ができている状況で与えられた仕事が早く終わってしまうことは良いことです。
ただ、時間が余ってしまって他にすることがなく暇になってしまうということは良いことではあるので、そのまま継続してくことをおすすめします。
そのうえで更に仕事を与えてもらえるように上司に相談したり、自分から仕事を取りに行くような姿勢を見せると周りからも評価されるようになりますよ。
繁忙期と閑散期の影響
仕事やサービスの中には、繫忙期や閑散期というものがあります。
簡単に説明すると、仕事が忙しい時期とそこそこ暇な時期です。
例えばですが、農機具を取り扱っている会社ですと、田植えの時期や稲刈りの時期は忙しくなりがちですが、それ以外の時期は基本的にそこまで忙しくないようなイメージです。
どこの会社にも繁忙期や閑散期というものはあるかと思いますので、こればっかりはしょうがないことではあります。
営業が仕事をとってこれない
基本的に会社には営業がいるわけですが、仕事をとってくるのは営業であって技術者ではありません。
なので、いくら品質やサービスが良い商品やコンテンツだったとしても営業が役に立たなければ売れるものも売れません。
私は営業をしたことがないので詳しいことは分かりませんが、顧客やクライアントに対して如何に上手くプレゼンできるかや引き付けるだけの要素を持っているかが重要なのではないかと思います。
営業にはコミュニケーション能力は必須でしょうが、まずは自社の商品やコンテンツを知ることが大切ですね。
能力不足で仕事を任せてもらえない
スキルや経験がないためなかなか重要な仕事を任せてもらえず、長い間雑務や事務的な仕事ばかりしている人も多いのではないでしょうか。
上司はできる仕事をできる人に割り振っているので、スキルや能力がなければ仕事を貰えないのは当然といえば当然です。
ただ、初めの頃はスキルもなければ経験もないのは当たり前なので仕事を任せてもらえないことが多いです。
その場合は、先輩や上司のアシスタントで仕事をさせてもらえる時があると思うので、まずはそこで経験を積んで、いずれ似たような仕事を1人で任せてもらえるようになればOKです。
仕事をもらえないからといってふて腐れている暇があるのであれば、周りの人の仕事を見たり、聞いたりするなど自分から吸収する努力をしましょう。
ロボットやAIの発達
近年では、誰でもできるような仕事や単純な作業、事務作業などは人間からロボットやAIに取って代わられてきています
例えば、工場のライン工程や流れ作業などですね。
こういった仕事は人がやるよりも機械が行ったほうがミスも少なく済みますし、人件費も削減できますのであきらかに人がやるより効率的なわけです。
また、事務作業やデスクワークに関しても、これからAIに取って代わられる時代が来るので、多くの人はもう少し危機感を持って仕事をしたほうが良いです。
仕事が暇で辛い時の対処法や過ごし方
仕事が暇になる理由は様々ですが、では、仕事が暇になったときはどのように過ごせばよいでしょうか?
ボッーと過ごしていても時間が勿体ないので、仕事が終わって暇になったときには次のようなことをしてみることをおすすめします。
スキルアップや資格勉強しよう
時間が空いて何もするとことがないという時には、仕事に関係する資格やスキルアップのための勉強をしましょう。
資格やスキルアップの勉強はこれからの仕事にも役に立つ努力なのでやっていて損はないです。
また、社員が大勢いるような会社で働いている場合、明確に評価できる成果などがない人を評価する時には資格を取得したり、講習会などに参加していると評価してもらえる対象にもなります。
整理整頓しよう
普段は忙しくてなかなか清掃や机の整理整頓ができていないという人は、仕事に余裕がある時にやっておきましょう。
机の上や中が散らかっていたり、汚れていたりすると、欲しいものがあっても見つからなかったり、資料を紛失してしまう原因になります。
なので、常に机の上や中は整理整頓しておき、仕事をしやすい環境にしておくことが大切です。
普段やらない作業をこなす
時間に余裕のある時には普段やらないような作業をあらかじめやっておくと後で楽になります。
例えば、毎回月末に提出しなければいけない書類があるのであれば後回しにしないで時間がある時には終わらせておくなどです。
そうすれば、仮に月末に仕事が忙しくなったとしても余計な作業に気を取られなくて済むので仕事に集中することができますよ。
他の人の仕事を手伝う
自分の仕事がひと段落して、時間に余裕があるのであれば、同じ部署やチームの人の仕事を手伝ってあげましょう。
なぜなら、会社は組織であって個人ではないので、自分の仕事が終わったからといって後は遊んでいていいというわけにはいかないからです。
もし、あなたの後輩や部下が仕事でつまづいているのであれば一声かけて手伝ってあげるとカッコいいですし、尊敬されること間違いなしですね。
根本的な解決策とは?
前章では、仕事が暇で辛い時の対処法や過ごし方を紹介しましたが、これはあくまでも根本的な解決策にはなりません。
では、どうしたら仕事が暇ではなくなるでしょうか。
最後に仕事中に暇にならないようにするための解決策を解説して終わりにします。
仕事を任せてもらえるように上司に相談する
仕事を任せてもらうには、その仕事に見合ったスキルと経験がなければいけません。
なので、仕事を始めたばかりの人はなかなか上流の仕事を任せてもらうことは無理かもしれませんが、数ヶ月してある程度仕事に慣れてきてたら、上司やリーダーに仕事を任せてもらえるように相談しましょう。
そのうち仕事が割り当てられるだろうなんて待っていても仕事がもらえる保証はどこにもありません。
更に上のスキルや経験を積みキャリアアップしたいのであれば自ら行動しアピールしましょう。
仕事がある部署に異動させてもらう
会社内でも部署によっては忙しいところもあれば、比較的楽なところもあるのではないでしょうか?
人手不足、経験不足など理由は様々でしょうが、もしあなたの今いる部署が比較的楽なのであれば他の忙しい部署に移ってみることを考えてもいいかもしれません。
そうすれば、他の仕事も覚えられますし、スキルや技術も向上するでしょう。
まずは、直属の上司に相談して移動可能か確認してみましょう。
最終手段として転職する
仕事が暇で辛い人のためにいくつか対処法や最適な過ごし方を紹介しましたが、ここまで紹介した方法で改善できなかったという方は、転職することをおすすめします。
というのも、仕事を任せてもらえない、毎日ほとんどすることもないよう会社にいてもスキルや経験というのは一向に向上しません。
また、キャリア形成や年齢などを考えると早いうちに転職しておいて損はありません。
もし今の環境に満足できない、もっと仕事ができる職場に行きたいと思う気持ちがあるのであればすぐにでも転職することを考えてみましょう。
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まとめ 現職場に不満があるなら環境を変えればOK
本記事では、仕事が暇で辛い原因と対処法について解説しました。
仕事が暇なことは働く側からすれば楽なので良さそうに感じますが、錯覚しているだけです。
楽でヒマな仕事から得るものは何もありませんし、スキルや経験は積むことができません。
将来のことやキャリアアップなどのことを考えるのであれば最適な環境とは言えませんね。
もし、あなたが本気で仕事に取り組む気持ちがあり、スキルアップや経験を積みたいと考えているのであれば、なるべく早めに仕事を任せてもらえるように努力するか、環境を変えるようにしましょうね。