WordPressを使用しているけどバックアップってどうやっとるの?
データのバックアップを定期的にとりたい!!
WordPressで作ったサイトのデータが何らかの影響で消去してしまった、誤ってデータを消してしまったなど、せっかく作ったサイトのデータが消えてしまうというケースがないとも言い切れません。
また、万が一データが消えてしまってもいいようにバックアップを定期的に取得しておきたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、WordPressを利用している方向けにデータのバックアップ取得方法について解説していきますので参考にしてください。
WordPressのバックアップは自動(エックスサーバー)
WordPressを利用してサイトを作る場合、独自ドメインとサーバーが必要になることは承知かと思いますが、レンタルサーバーの1つであるエックスサーバーでは、標準機能で自動バックアップ機能が搭載されています。
結論からいうと、エックスサーバーを利用している場合、データのバックアップに関する設定は特になく、自動でバックアップを取得してくれます。
エックスサーバー自動バックアップ機能とは?
エックスサーバーでは、サーバ設備の故障その他トラブルに備えて、2台のハードディスクに同じデータを同時に書き込むRAID1によるリアルタイムでの全データコピー(ミラーリング)を行うと共に、サーバー上のデータを1日1回バックアップ専用サーバーに自動コピーし、サーバー領域のWeb・メールデータ「過去7日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持する「自動バックアップ」機能にも全プラン標準で対応しています。
エックスサーバーでは、障害や故障に備えてディスクを冗長化してデータを保存しています。
そのため、万が一データが消えたとしてもコピーしていたデータをリストアすることでデータを復元することができるようになっています。
自動バックアップ機能は、エックスサーバーの標準機能として搭載されており、初期費用・利用料などは一切かかりません。
※なお、データのバックアップ自体は無料で実施されますが、復元には手数料がかかりますのでご了承ください。
他のレンタルサーバーはどうなっているのか?
エックスサーバーについては自動バックアップであることは先の章でお伝えしましたが、他のサーバーはどうなっているのでしょうか。
下記のレンタルサーバーを対象にバックアップの機能が搭載しているのか確認してみましょう。
・ロリポップ
・mixhost
・ConoHaWING
ロリポップ
バックアップ機能 | 有り(自動・手動) |
手数料 | 一部有料 |
リストア料金(復元) | 無料 |
ロリポップにもオプションとして自動バックアップ機能があります。
バックアップオプションは有料となっていますので公式サイトで確認してみてください。
mixhost
バックアップ機能 | 有り(自動・手動) |
手数料 | 無料 |
リストア料金(復元) | 無料 |
mixhostでは、ユーザのデータを1日に1度外部サイトへ自動バックアップをとっています。
バックアップは、過去14日分保持されます。
リストア(復旧)に関しては2018年12月12日よりバックアップデータの復元機能の提供を停止してしまった関係で、ご自身でバックアップファイルを取得して復元する必要があります。
ConoHaWING
バックアップ機能 | 有り(自動・手動) |
手数料 | 無料 |
リストア料金(復元) | 無料 |
1日1回WEBサイト・メール・データベースのデータの自動バックアップにより過去14日分のデータを保持しています。
WordPressのプラグインでバックアップを取得する
レンタルサーバーの機能でバックアップを取得できることはある程度確認することができましたが、実はWordPressのプラグインでもバックアップを取得することができます。
バックアップ機能がないサーバーをご利用の方や一応二重でバックアップを取得しておきたい方はプラグインでのバックアップをご利用ください。
バックアップに使用するプラグインは「BackWPup」というプラグインです。
使い方も合わせて紹介しますので是非参考にしてください。
バックアッププラグイン「BackWPup」のインストール&使い方
「プラグイン」→「新規追加」より検索枠に「BackWPup」と入力します。
プラグイン「BackWPup」が表示されますので「今すぐインストール」をクリックし、プラグインをインストール&有効化します。
プラグインを有効化しますと、左の設定項目に「BackWPup」が表示されますのでクリックし、その後表示される「新規ジョブを追加」をクリックします。
今回は、ジョブを2つ追加します。
・File backup
・Database backup
※上記はジョブの名前ですが、ジョブの名前に決まりはありませんので分かりやすい名前を付けてください。
設定項目は、以下の画像の通りに設定していただければ定期的に自動でバックアップを取得することができます。
File backupの場合
Database backupの場合
最後に バックアップはバックアップ機能もしくはプラグインで自動化しよう
レンタルサーバーによって、バックアップは基本的に自動で行われますので特別に設定などをする必要はありません。
万が一に備えて、二重でバックアップを取得しておきたい方やサーバーにバックアップ機能がない場合には、プラグインでバックアップを取得しましょう。