今回は、こんなお悩みを解決しつつ、仕事が向いていないと悩んだときに向き不向きを判断する方法について解説します。
本記事では、次の内容が学べます。
・仕事の向き不向きを判断する方法
・仕事が向いていないと感じたときの対処法
あなたは、今の仕事が自分に向いていると感じていますか?
仕事の向き不向きを判断することは仕事をしている本人でもあってもなかなか難しいことです。
では、どうすれば仕事の向き不向きは判断することができるのでしょうか?
まずは、今の仕事があなたに向いているか向いていないのか判断する方法を見ていきましょう。
仕事が向いているか向いていないか判断する方法
仕事をするのが好きか?
仕事の向き不向きを判断する時にまず何よりも重要なことは、今の仕事が好きかどうかということです。
今の仕事が嫌いなのであれば間違いなく、その仕事はあなたには向いていません。
逆に仕事が好きという方は、技術や経験が浅くてもあなたに向いている仕事だと判断して良いです。
なぜなら、向き不向きはの基準として技術やスキルの有り無しももちろん大切ではあるのですが、一番は仕事が好きかどうかが向き不向きを左右するからです。
よく、「好きこそものの上手なれ」と言いますが、本当にその通りで好きなことであれば向き不向き関係なくある程度上達していくものですよ。
なので、今の仕事が好きな人は、自分に仕事が向いているかどうか気にする必要は一切ありません。
仕事を楽しめているか、やりがいを感じているか?
仕事が楽しいと感じる方や働くことにやりがいを感じている人は、仕事が向いてるといっていいでしょう。
というものも、仕事が向いていない場合、仕事を楽しいと感じたり、働くことにやりがいは感じにくいものです。
また、中には経験豊富で高い技術やスキルを持っているのにも関わらず仕事にやりがいを感じないという人もいます。
そういう人は、向き不向きで仕事を選んでいるよりも、お金を稼ぐため生活するために仕事をしている人が大半なのでしょうがありません。
なので、ほとんどの場合は仕事を楽しめているのであれば向いていると判断してOKです。
数年後のビジョンを描けているか?
仕事が向いている人は、数年後に自分がどういう姿になっているかを具体的に想像し、そのために行動することができます。
一例を挙げるとすると、
・○○の資格を取得している
・昇進して役職がついている
・年収が○○万円になっている
これだとあまり具体的とは言えませんが、イメージはこんな感じです。
とはいえ、仕事の向き不向き関係なく、数年後に自分が何をしていて、どんな姿になっているか想像することは簡単なことではありません。
なので、具体的なビジョンを描け、実際に行動できる人は少ないと思いますが、これができる人は仕事や仕事以外でも成功できる人である可能性が高いです。
数年後まで想像することが難しいという方は、半年後や1年後の自分がどうなっているか想像し行動すると良いです。
半年後や1年後ですと、より明確な姿を想像できると思いますので、目標も立てやすいことでしょう。
仕事を通して成長を感じられているか?
仕事を通して成長を感じられている実感がある人というのは、仕事に向いている可能性が高いです。
なぜなら、仕事が向いている人は仕事にやりがいを感じている人が大半でして、その場合、自ら仕事に取り組んだり、技術を身に付けようと努力する傾向にあります。
そのため、成長するスピードは周りよりも格段に早いので成長を感じやすいです。
逆に仕事が嫌いな人や仕事が向いていない人は、どちらかというと成長を感じにくかったり、むしろまったく成長していないと感じる人が多いようです。
目標や目的を持って仕事ができているか?
仕事の向き不向きを判断する上で、仕事をしている本人が目標や目的を持って仕事に取り組んでいるかはとても大切なことです。
多くの場合、仕事が向いていない人は、目標を立てることもなければ、目的を持って仕事に取り組んでいることのほうが少ないでしょう。
その反面、仕事が向いている人は、常に高い目標や目的を持って仕事に取り組んでいる人が多く、数年後のビジョンについてもある程度描けている人が多いですね。
基本的に仕事をする上で目標や目的は持っていほうが良いです。なぜなら、目的や目標があることで今自分がやらなければいけないを逆算して明確にすることができるからです。
今現在、目的や目標が無いという方は、仕事の向き不向きに関係なく仕事での目標を立てておくことをおすすめしますよ。
周りからの評価を確認してみる
自分自身で仕事の向き不向きを判断することができないという方は、職場の先輩や同僚など親しい人に自分の評価を聞いてみると良いと思います。
良くも悪くも第三者から自分の評価を聞くことができるので、一番手っ取り早い方法であることは間違いないです。
ただ、何を言われても耐えられるようなメンタルでなければ受け止めきれないと思いますので、気持ちの弱い人はやめておいたほうが良いと思います。
朝仕事に行くのが億劫になっていないか?
毎朝起床するたびに仕事に行きたくないという気分に襲われるという人は比較的多くいらっしゃるかと思いますが、そういう人は間違いなく仕事に向いていない可能性が高いです。
理由は簡単です。
仕事に行きたくないと感じるているからです。
仕事に行きたいと思っている人は、仕事が好きで仕事を楽しんでいるからこそ仕事に行きたいと思うわけで、仕事が嫌い(向いていない)のであれば仕事に行きたいという気持ちには到底なりません。
なので、仕事に行くのが億劫な方や会社に行くとお腹が痛くなるという方は、基本的には仕事に向いていない人のようです。
ストレスを感じていないか?
仕事で多少のストレスを感じるのはしょうがないことですが、心の病気になるくらいの異常なストレスを感じている人は、仕事に向いていない可能性があります。
というか、そもそも病気になるくらいのストレスを抱えることは異常な事態であり、仕事が向いている向いていない以前の問題なわけです。
なので、仕事に向いていないのはもちろん、ストレスを普通よりも感じ、毎日イライラしている人は、すぐにでも今の会社と仕事を辞めたほうが良いです。
無理して働いても身体も心もボロボロになりかねないので、そうなる前に早めに対処することを推奨します。
短期間で仕事が向いていないと決めつけるのはNG
仕事の向き不向きを判断するポイントをいくつか紹介しましたが、新規の仕事の向き不向きを短期間で決めつけることは非常に良くありません。
というのも、初めてやる仕事を1ヵ月やったくらいで仕事の向き不向きが判断すること自体なかなか難しいです。
大抵の場合、最初の1ヵ月は研修や仕事を覚えることから始まり、ほとんど仕事という仕事をしません。
また、最初はどうしても新しい環境ということもあり、不安が付きまとうものなので自分にはこの仕事は向いていないのではと思いこみがちです。
なのでまずは、数ヶ月~半年は様子を見て判断してみることをおすすめします。
仕事が向いていないと感じる原因とは?
仕事が向いていないと感じる人は、次のようなことが原因で自分には仕事が向いていないと判断してしまう人が多いようです。
やりがいや達成感を感じない
やりがいや達成感を感じない人は、仕事が向いていないと感じる人が多いです。
やりがいや達成感は、仕事のモチベーションを維持する上でとても大切なことの1つでして、やりがいや達成感を感じないと次第に仕事に取り組むことも億劫になってきます。
そのため、仕事に対してやる気がなくなってきたり、やりがいを感じなくなってくると、自分は今の仕事に向いていないのでは?と考えるようになるわけです。
ミスや失敗を繰り返してしまう
仕事をしていればミスや失敗は誰しもがやってしまうことなのでしょうがないことでありますが、何度も同じミスや失敗を繰り返してしまう場合、仕事が向いていないと感じる人が多いようです。
自分自身で向いていないと思う分にはまだ良いのですが、何度も同じミスを繰り返すと上司に怒られる回数も多くなり、その影響で仕事が向いていないと感じる人もいます。
基本的には、注意不足や管理不足であることが大半なのであまり気にしないで気持ちを切り替えたほうが良いでしょう。
他人と比べてしまい自分のほうが劣っていると決めつける
仕事が向いていないと感じてしまう原因として比較的多いのが、他人と比較して自分の方が劣っていると決めつけてしまうことです。
そもそも他人と自分を比較すること自体間違いなので、それで自分が劣っていると決めつけることは非常に無意味ですね。
また、人には個人差があるので、まったく同じ人が存在しないように、仕事の出来も人それぞれなわけです。
もし仮に、職場に自分よりも仕事ができる人がいたとしても、劣っていると思うよりも自分もこういう風になりたいと思うほうがよっぽど良いです。
仕事が向いていないと感じたときの対処法
仕事のが向いていないと感じる理由は、前の章で解説しました。
では、仕事が向いていないと感じる理由が何となく理解できたところで、最後に仕事が向いていないと感じたときの対処法を紹介して終わりにしたいと思います。
基本的には、次のような流れになります。
- 向いていない理由を挙げてみる
- 上司や先輩に相談してみる
- 部署や仕事内容を変えてもらう
- 転職して仕事を変える
まずは、自分自身でなぜ仕事が向いていないと感じているのか理由を挙げてみましょう。
仕事が向いていないと感じる理由さえ明確にすることができれば、それに対して対処することができます。
その上で、上司や先輩、職場内で仲の良い同僚に自分が今の仕事に向いているか確認してみましょう。
自分では向いていないと感じていても、周りの人からするとものすごく仕事ができる人と思われていることもあります。
できれば、この時点で問題解決できていることが望ましいですが、それでも今の仕事が自分に向いていないという結論に至った場合には、会社内で部署や業務内容を変更してもらうか、それができないようであれば転職して仕事自体を変えることを検討してください。
どんな仕事にも向き不向きがあるのは当たり前なので、たとえ今の仕事が向いてない場合でも落ち込むことは一切ありません。
むしろ向いていないことを一生続けるくらいなら別の仕事に転職したほうが断然良いです。
これから転職を考えてみようかなという方はこちらの記事でおすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので参考にしてみてください。
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まとめ
本記事では、仕事の向き不向きを判断する方法や仕事が向いていない場合の対処法について解説しました。
仕事の向き不向きは必ず存在するものなので、たとえ仕事が向いていないという結論に至っても落ち込むことは一切ありません。
人生の大半の時間は仕事に費やすことになるので、むしろ早めに仕事が向いていなと気づけただけでも儲けものです。
というわけで、仕事が向いていないと判断できた場合には、さっさとやりたい仕事を見つけて転職しましょう。