今回は、こんなお悩みを解決しつつ、仕事にやりがいを感じない人の特徴ややりがいを持つための対処法を紹介します。
本記事では、次の内容が学べます。
・仕事にやりがいを感じない人の特徴と原因
・仕事にやりがいを持つ方法と仕事にやりがいを持てない時の対処法
・仕事にやりがいは必要なのか?
多くの方は、仕事に人生の大半の時間を費やしますが、毎日取り組まなければいけないことならば、仕事にやりがいを感じれた方が良いと思っている人の方が多いのではないでしょうか?
私自身、嫌々やる仕事は望んでいないですし、どうせやるならやりがいを感じれた方が良いと思っている一人です。
とはいえ、全員が全員そう感じているわけではないのも事実ではあります。
では、結局仕事にやりがいは必要なのでしょうか?
今回は「やりがい」に焦点を絞り、仕事にやりがいは必要か否かについて考えてみましょう。
そもそも「やりがい」って何?
よく「仕事にやりがいは必要」という言葉を耳にしますが、そもそも「やりがい」とはどんな意味でどういう状態のことを指しているのでしょうか?
weblio辞書で確認してみましょう。
物事をするに当たっての心の張り合い。しがい。 「 -のある仕事」
出典元:weblio辞書
どうでしょう?みなさんがご想像した意味合いだったでしょうか?
では、具体的にはどのようなシュチュエーションでやりがいを感じることが多いのでしょうか?
仕事が楽しいと感じている時
仕事を楽しいと感じている人は、仕事に対してやりがいを感じている人が多いようです。
当然といえば当然ですが、楽しくもないことにやりがいを感じる人はいません。いるとすれば、かなりのドMでしょう。
なお、やりがいがあると感じる仕事の大半は、あなたに適している職種である可能性も高いですので自信を持って仕事に取り組むと良いでしょう。
成長を感じる、もっと成長したいと望む
初めての仕事でも数ヶ月もすればある程度は慣れて、ふと気づけば仕事を始めた頃の自分よりも成長を感じるものです。
成長を感じるということは、仕事に一生懸命に取り組んでいた証でもあります。
身をもって成長を感じれるということは、それだけその仕事にやりがいがあるということでもあります。
また、今以上に技術を身に付けたい、経験を積みたいという思いもやりがいがない仕事では絶対にありえないですね。
スキルアップやキャリアアップをしたいと感じる
現状の仕事に満足していて、これから更にスキルアップしようと考えていたり、キャリアについて考えているのであれば、その仕事はあなたに向いている仕事であり、やりがいを感じている仕事と言えるでしょう。
何も考えずただひたすらお金のために働くことも悪いことではありませんが、努力することを辞めた瞬間に人の成長は停止してしまうので注意が必要です。
更に、今日では今まで人間がやっていた仕事をロボットやAIに取って代わられることも珍しくなく、努力を辞めた人はどんどんと取り残されていく時代が遅かれ早かれ目前まで来ているので複数の収入源を確保しておくなどして対策しておくと良いです。
仕事にやりがいを感じない人の特徴と原因
では、引き続き仕事にやりがいを感じない人の特徴と原因を考えていきましょう。
仕事にやりがいを感じない理由は単純で大抵の場合次のような原因や特徴が挙げられます。
・目標がない
・仕事が楽しいと感じない
・仕事が向いていないと感じている
・職場の人間関係が辛い
・仕事内容がめちゃくちゃ楽
・正当な評価をされない
仕事にやりがいを感じない人に共通する点として「目標がない」、「仕事が楽しいと感じない」という理由が挙げられますが、やりがいを感じない原因は主にこの2つであることが多いと考えられます。
なぜなら、多くの場合、人は何かをやるときに目標を立てたり、目的に向かって行動するためモチベーションを高く保ち行動することができるからです。楽しいと感じている場合にも同じです。
そのため、やりがいを持って取り組むことができますが、目標や目的がない場合は何をやるにもやる気がでなかったり、モチベーションを維持するのが難しかったりします。
ただ、何をやるにも「やりがい」が必要かと言われる実はそうでもなかったりします。
では、どのような場合に「やりがい」がなくても人は頑張れるのでしょうか?
引き続き仕事をしていく上で「やりがい」は必要なのかについて考えていきましょう。
仕事にやりがいは必要なのか?
結論から言うと、仕事にやりがいが必要かどうかは人によって異なります。
理由は単純で、お金のために働いているかそうではないかだけです。
もし、仮にあなたがお金のために働いているのであれば仕事に必ずしも「やりがい」は必要ありません。
ですが、もし好きだから続けている仕事や一生続けたいと思う仕事に「やりがい」を感じなかったらどうでしょう?
おそらくその仕事を長く続けることは不可能ではないでしょうか。
なので、「やりがい」が必要かどうかは時と場合や働き方によって変わってくるということです。
もし、あなたが一生涯働きたいという仕事に出会えたのであれば仕事に「やりがい」を持って取り組むことをおすすめします。
仕事にやりがいを感じない場合の対処法
長期的に続けたいと思っている仕事において「やりがい」はモチベーションを維持させるためには必要不可欠な要素であることは間違いありません。
では、現状で仕事に「やりがい」を感じていない人はどうすれば仕事に「やりがい」を感じることができるのでしょうか?
目標を立てる
「やりがい」を持つためには、まず目標を立てましょう。目標を立てるということは、ゴールを決めることです。
なぜなら、目標がない状態で一生涯働き続けるのは精神的にも肉体的にもかなりキツイからです。
マラソンでもそうですが、ゴールが決められていない状態でひたすら走れと言われて走るのとゴールが定まった状態で走るのではペース配分やモチベーションが変わります。
ゴールが定まっていない状態で走る場合は、どこまで走ればいいのか分からないという不安な精神状態で走りますので、ゴールが定まっている時よりも疲労や精神的ダメージはかなり大きいですよね。
ですが、ゴールが定まっている場合には、ペース配分やモチベーションを維持できますし、ゴールが近づくほどに嬉しい気持ちになりますし、ゴールすれば達成感を味わうことができます。
仕事も同じで目標やゴールを持つことでモチベーションを維持でき、やる気を持って働くことができます。
目標は、仕事に関係のあることであれば何でもOKです。
例えば、昇進したいでもいいですし、給料○万円貰いたいでもいいです。
ただ1つ注意することとして、目標を立てる際には、なるべく数字を用いて具体的且つ期間を定めると良いです。
そうすることで、目標達成までに具体的なスケジュールを立てることができ目標を達成しやすくなります。
業務内で楽しめる部分を探す
仕事内容がつまらない、単調で面白くないという人は、業務内で楽しめる瞬間を探しましょう。
8時間も働いていれば楽しい時間というのは少なからずあるものです。
また、業務時間に関わらず昼食の時間を楽しみにするのも良いでしょうし、同僚とのコミュニケーションの場を楽しみにするのも良いと思います。
楽しいと思える時間が全くないよりも数十分、数時間でも楽しいと思える時間があることで会社に通うモチベーションも上がりますので少しでも楽しめる時間を見つけましょう。
自ら考え行動する
言われたことだけをやっていたり、単調な作業ばかりだと「やりがい」を感じない原因になります。
仕事では自ら考え行動することで言われてやる仕事から自らの意思で取り組む仕事に変わりますので、普段から言われてからしか行動できない人や指示待ちの人は、自ら動いてみることが大切になります。
自分から積極的に動くことは、業務内容や仕事の流れを十分把握していないとなかなか難しいですが、数ヶ月も働いていれば覚えられると思います。
入社して間もない人は、まず今の業務内容を把握するところから始めてみましょう。
プライベートを楽しむ
仕事に「やりがい」を感じない場合の対策としてプライベートを充実させる方法があります。
仕事が辛いと感じる時期があった場合でもプライベートが充実していれば、ある程度の辛いことは乗り越えられるものです。
しかしながら、プライベートも充実していない、仕事も辛いとなるとストレスが溜まる一方で、精神的に病んでしまう原因にもなりかねません。
なので、仕事に「やりがい」を感じない時や楽しくない時にはプライベートを充実させてみましょう。
やりたい仕事、楽しい仕事に転職する
仕事に対して目標が湧かない、楽しいと感じられない、これ以上続けるのが困難と感じた場合には、会社を辞めて転職することをおすすめします。
転職することで職歴にキズがつくのが嫌でなかなか転職に踏み切れないでいる方もいらっしゃると思いますが、転職する理由が明確であり且つ、キャリアアップやスキルアップのために転職するのはマイナスイメージにはなりませんので気にしなくてもOKです。
転職に興味がある、どんな会社があるか見てみたいという方は、転職サイトより確認してみてはいかがでしょうか?
現代では多くの方が高校、大学の卒業と同時に企業などに就職をしたり公務員にという形で勤労に励んでいらっしゃるのではないでしょうか。基本的に日本という国では、学生を卒業すると当たり前のように会社に働きにいく風習があります。まぁ日[…]
まとめ
本記事では、仕事に対する「やりがい」について解説しました。
結論として、仕事に「やりがい」が必要か否かは働く理由によって変わるということでしたね。
なお、仕事に「やりがい」を求めることは大切なことではありますが、お金を稼ぎたいのに「やりがい」を求めていては、絶対的に競合に負けてしまうので、綺麗事は捨ててお金を稼ぐことにフォーカスすることをおすすめします。