今回は、こんなお悩みを解決しつつ、仕事ができる人の特徴と仕事ができる人になるための方法を解説します。
本記事では、次の内容が学べます。
・仕事ができる人の特徴
・仕事ができない人の特徴
・仕事ができる人になる方法
・仕事ができる人の習慣
あなたの会社には仕事ができて、社員みんなに頼りにされるようなカッコ良くて尊敬できる上司や先輩はいますでしょうか?
大抵どんな会社にも仕事ができて、ほとんどの社員に頼りにされる人というのは必ずといっていいほどいるものです。
どうせ一緒に仕事をするのであれば仕事ができない人よりも仕事ができる人のほうが圧倒的に良いですからね。
では、仕事ができる人というのは具体的にどのような人のことを指すのでしょうか?
今回は、仕事ができる人の主な特徴と仕事ができる人になる方法を一緒に考えてみましょう。
仕事ができない人の主な特徴
仕事ができる人の特徴を見る前に、まずは、仕事ができない人の特徴を確認しておきます。
皆さんがイメージする仕事ができない人の特徴は、どのような感じでしょうか?
仕事が遅い?
言われたことができない?
レスポンスが遅い?
こんな感じでしょうか?
確かに一般的にこのような人達は、仕事ができない人と言われることが多い傾向にありますね。
ただ、明確に何ができないから仕事ができない、この作業が遅いから仕事ができないという区切りがあるわけではありません。
あくまでも「仕事ができない」というのは、その人の主観でしかないので他の人からしたら普通だと思うことでも、仕事ができる人からしたら仕事ができない人と思われてしまうのだと思います。
「仕事ができない」と「仕事をしない」は別物
世の中には、仕事ができない人の他に仕事をする気がない人、手を抜いて仕事をする人もいます。
ここで1点勘違いしてほしくないのが、仕事ができない人と仕事をする気がない人とでは意味が全く異なるということです。
というのも、会社員というのは良くも悪くもとりあえず会社にさえ行けば毎月給料が貰えわけで、仕事をする気がない人は限られた時間の中でほとんど仕事もしなければ会社に貢献もせずに毎日だらだらと仕事をしたフリをして過ごします。
その反面、仕事ができない人は、能力や技術がついてこないだけでやる気がないわけでも仕事をする気がないわけでもありません。
要は、やる気と取り組み方が「仕事ができない人」と「仕事をしない人」では異なるわけです。
なので、この意味を履き違えてしまうと、対処法も異なってきますので十分注意して判断する必要があります。
仕事ができない人の特徴と対処法の詳細については、「仕事ができない人の特徴と仕事ができるようになる為の改善方法」で解説していますので、良かったら参考にしてください。
仕事ができる人の主な特徴
では、仕事ができる人の特徴とはどのような感じなのでしょうか?
結論としては、単純に仕事ができない人の真逆の人になります。
具体例としては、次のような感じです。
・仕事をこなすのが早い
・言い訳をしない
・話し方や説明の仕方が上手い
・はきはきとしっかり話せる
・理解力がある
・冷静沈着
・常に周りに気を配れる
・人によって態度を変えない(誰にでも平等)
・決断が早い
・タスク管理がしっかりしている
・言われたことはすぐに実行する
・レスポンスが早い
・人に好かれる
・人が見ていない所で努力できる
先程仕事ができない人の特徴でお話しした内容と被りますが、「仕事ができる」という感じ方も人それぞれの主観によって変わるので、これができれば「仕事ができる」という明確な特徴はありません。
感じ方は個人個人で異なるので一概に仕事ができる人がどんな人かという回答はできませんので、あくまでも参考程度にしてください。
なお、私が思う仕事ができる人のイメージは、
・何をするにも行動、決断が早い
・言い訳をしない
・話し方が上手い、コミュニケーション能力が高い
・常に周りに気を配り、仕事の進み具合を把握している
・職場内でいつも頼りにされ、信頼されている
このような感じです。
あくまでも、私一個人の主観なので参考にしてみてください。
仕事ができる人になる方法と対策
結論として、目的に向かってやる気をもって努力すれば基本的に誰でも仕事ができる人になることは可能です。
ただ、仕事となると気持ちだけではどうしようできない部分もあるので、改善する必要があります。
仕事をする上で基本的にやって頂きたいことは、次の通りです。
- 報告・連絡・相談をする
- 言われたことを一度で理解し、聞き返すのは最初だけにする
- メモを取ることだけに集中しすぎない
- 頼まれた仕事や、任された仕事はすぐにとりかかる
- 分からないことを調べもしないで人に訊かない
- 言い訳をしない
どれも当たり前のことですが、この当たり前のことができない人がとても多いので、最低限これくらいはできるようになってほしいですね。
特に新卒の人や中途入社の人は、新しい環境に飛び込んで仕事をするわけなので当たり前のことくらいはできるようにしておきましょう。
なお、「仕事ができる人」になるための改善方法の詳細を「仕事ができない人の特徴と仕事ができるようになる為の改善方法」で解説していますので合わせてどうぞ。
「仕事ができる人」になる一番の近道は「仕事ができる人」のマネをすること
仕事ができる人になる一番の近道は、あなたが社内もしくはそれ以外の場所で、この人は仕事ができるなと思った人の真似をすることです。
なぜなら、そもそも仕事ができない人は、どうしたら仕事を円滑に進められるのか分かっていない場合が多いので、まずは仕事ができる人の仕事のやり方を間近で見て学ぶことが大切だからです。
同じ環境にいることが重要
皆さんは、ノミとコップの実験をご存知でしょうか?
ノミは、30センチほどジャンプ力があると言われているのですが、そんなノミをコップの中に入れ蓋をするという実験です。
ノミはコップから出ようとジャンプするのですが、蓋に当たってしまいます。
しばらくして、蓋を取るとノミは蓋の位置くらいまでしかジャンプできなくなっており、コップの高さを超えることができなくなってしまいます。
では、どうしたら再びノミをコップよりも高くジャンプさせることができるようになるでしょうか?
答えは、もう一匹ノミを同じコップ中に入れてあげます。
もう一匹をコップに入れてあげることで、片方はコップの高さを超えてジャンプしていますが、それをみた最初のノミが自分も飛べるのではないかと自信とジャンプ力を取り戻し、コップを超えてジャンプしてしまうそうです。
要は、環境を同じにしてあげることで片方もそれを見習って同じことができるようになるというわけです。
というわけで話は戻りますが、これは人間にも言えることでして、同じ環境に仕事ができない人と仕事ができる人を一緒にすることで仕事ができない人も徐々に仕事ができる人になるというわけです。
もちろん人間なので上手くいかないケースもあるかと思いますが、大抵の場合、環境をを同じにしてあげることで人は以前の自分よりも間違いなく成長しますよ。
まとめ 仕事ができるようになるには環境が大切です
本記事では、仕事ができる人の特徴と仕事ができる人になるための方法を学びました。
仕事ができる人の定義は人それぞれ異なりますが、仕事ができる人になるためには、仕事ができる人と同じ環境に身を投じ、仕事ができる人の真似をしながら仕事をすることをおすすめします。
すぐに仕事ができるようになるわけではありませんが、徐々に仕事ができる人に近づけるのは間違いありませんので挫けずに頑張りましょう。